2007年06月16日

070616 祝竣工!

 今日は、梅雨に入ったというのにものすごい快晴!。竣工を祝うかのような天気である。
 竣工といっても、建物の引き渡しは11日に終わっているので、これといったイベントがあるわけではないが、これから東京ガスのエコウィルの広告取材を施主と一緒に受けることになっていた。

 天気がよいので、取材前に完成写真を撮影した。

□西側より
07061601.jpg

□東側より
07061602.jpg

□北側より
07061603.jpg

□アプローチ
07061604.jpg

□客用駐車スペースには、赤い花が植わっていた
07061605.jpg

□デッキ (軒の出を深くしたため、夏の日差しをカットしてくれるので室内はことのほか涼しかった)
07061606.jpg

□キッチン廻り
07061607.jpg

キッチンの吊り戸棚目違いの件は、この写真ではわかりづらいが、一枚物のメラミン化粧板18ミリを下端に貼り付け、その厚さで納まる棚下ダウンライト(スガツネ製)を3個取り付け、エンドパネルも頭が当たっても切れないようにRを付けて納めている。

 今回は、キッチンメーカーのダイヤ担当者が、迅速に対応してくれたので、施主も大満足だった。>お世話様でした。担当者さま。

 取材は、11時から2時すぎまで行われ、施主家族もお疲れ気味。一応、すべて無事終了と言うことで、祝竣工!でしめたいと思う。

 関係者の方々、ご苦労様でした。引き続き、次の物件も宜しくお願いいたします。
posted by F at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月12日

070612 デッキ工事完成

今日はデッキ工事を完成させ、一応すべての工事が終了することになる。一応というのは、細かな調整や補修などが少々有り、今週中には、めでたく竣工である。

□工事開始 使用した材料は、薬剤注入(防腐材タナリス)2×4材である
07061201.jpg

□完成したところ Rは、ジグソーでカット
07061202.jpg

□ちょっとしたベンチ?植木鉢を置く台?
07061203.jpg

実は、空調の配管隠し兼ベンチでした。目隠しフェンスのレッドウッドが2枚余っていたので、大工さんが作ってくれました。
07061204.jpg


□目隠しフェンスからもデッキの存在が感じられる。
07061205.jpg

□アプローチからのビュー
07061206.jpg

□客用駐車スペースの穴には、鹿沼土を入れた。ここには、タマリュウなどを植えるケースが多いが、普段車は駐車しないので、季節の花などを植えることを提案した。
07061207.jpg

今週土曜日には、エコウィルの取材が予定されている。それまでにすべて終わるとよいのだが・・・。
posted by F at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月09日

070609 車庫入れ実験

 いよいよ今日は車庫入れ実験である。施主にお願いし、愛車のグロリアを持ってきてもらうことに。
 数分後、車到着。バックでゆっくりと入れ始める。

 祈るような思いで、車の鼻先を見続けたのは、どこのどいつだい?>あたしだよ!

と自虐ギャグをいいたくなるほど、グロリアの鼻先を「もっと下がれ、もっと下がれ」と思いながら見続けていた。

「ストップ!」後ろを見ていた主任と前を見ていた私がほぼ同時に声を出した。

「前は、シャッター閉まりますか?」>okでーす。

「後ろは、人は通れますか?」>無理でーす。

「勝手口は開きますか?」

これが一番重要なところだったが、無事開くことが出来た。これでようやく胸のつかえもおりた気がした。
想像以上に問題なく入ったのは、グロリアの最終モデルのトランクデザインが変更になったからだ。
後ろが絞られたデザインになっている。このおかげで、勝手口の開口が守られたようだ。

 『グロリアよ、ありがとう』

□シャッターを閉めたところ まだ多少の余裕がある
07060902.jpg

□勝手口と車の関係
07060901.jpg

勝手口の段差も当たらないのがわかったので、もう少し上がりやすいように改造予定。

実験をしていたら、エントランス廻りの工事が完了した。

07060903.jpg

あとは、デッキを残すのみとなった。

で、いつ終わるの?
posted by F at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月08日

070608 外構工事 いよいよ大詰め

 いよいよ南側の目隠しフェンスの施工が始まった。同時に西側の既製品フェンスと門扉の取り付け、アプローチのタイル張りが行われている。
 
 やはり、現場はこのくらいの職人密度が欲しいよね。>主任!

□南側目隠しフェンス(レッドウッド使用)
07060801.jpg

□タイル割りが大変と泣いているタイル屋さん
07060802.jpg

□西側の既製品フェンスは、取り付け完了 斜めから見ると視線カット効果もあり良好
07060803.jpg
posted by F at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月01日

070601 カーテンの話

 今回の建物は、当初窓にはロールブラインドもしくは、横型ブラインドを取り付けるという予定だったので、カーテンレールやカーテンボックスは一切検討していなかった。
 しかし、建物が出来てくると、急きょカーテンにしたいとの要望が出て、後付でカーテンレールを付けることに。
下地の補強はしてもらっていたので、後は、どんなレールを付けるかということと、金額の問題である。

 私は、個人的にカーテンよりはブラインドが好みであり、コスト的にも、カーテンは、ケースメント(レース)とドレープ(厚い生地のカーテン)が必要になり、ブラインドの2〜3倍かかってしまう。

 そこで、前回、土浦の家で初めて使ったインターネットのインテリアショップを検索することにした。
インターネットで注文するには、相手がよほど大きな会社でないとどうしても不安があるので、まずは、簡単なロールブランドが3箇所必要だったので、注文することに。
 注文もスムーズに行い、支払もイーバンクから振り込めたので、一安心。3日後にメーカーから品物が届いた。

 次にカーテンレールを注文。トーソーのカタログでルーフィットという製品を選び取付も自分で行うことに・・・。
(本来、設計者はカーテンレールの取付はしません)
 というのも、レールを取り付け、採寸してカーテンの注文という流れになるからで、今の主任の状況から頼めそうもなかったからである。

 これも、3日後ぐらいで届き、取り付けた後、採寸してカーテンを注文した。なんとかギリギリ間に合うかと思ったが、引っ越しの日には間に合わず、数日遅れて到着したようだ。カーテンの取付は、施主に行ってもらった。

 写真は、ミラーレースカーテンをつり込んだところ。
07060101.jpg

 このミラーレースは、施主から言われて調べわかったカーテンである。最近はやりらしく、夜でも中が見えにくい繊維を使っているレースのカーテンである。ネットでの宣伝例 確かに昼間はもちろん、夜も見えにくいカーテンである。ネットだとかなり安く購入できるのも魅力だ。
 今回お世話になったのは、「松装」という会社で私の予想していた予算の半分程度で設置することが出来た。

 当然、施主も満足である。
posted by F at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

070601 外構工事再開

 内部工事もほぼ完了し、いよいよ残りは外構工事のみとなった。今日は、土間のコンクリート打設である。
 エントランスの門扉外側は、コンクリート金ごて仕上なのだが、一部にボイドで穴を開けてもらうことに変更していた。当初400φ×3で計画していたが、在庫が300φしかなく、300φでやらせて欲しいとのことだったので、4つ入れることにした。スケッチを主任に渡し、職人さんに説明していたので、安心していたら、打設後見ると、位置がずれている。
「メーターのセンターじゃないじゃない!」と私が指摘すると、職人さんは、「メーターでやったよ」という。
あきらかにメーターの芯に合っていないので、再度聞くと、「主任からメーターって言われたから、境界から1mで入れたんだけど?」とのこと。

水道メーターと1mがこんなところで絡んでくるとは(-.-)。しっかり指示してよ>主任!

でも、職人さんは、固まらないうちに位置を移動してくれた。
07060103.jpg

□コテ仕上にも穴は有効のようである
07060102.jpg

 駐車場の床もコンクリートの打設が終わり、ようやく車が入れられるようになるのだが、ここで一つ大きな問題が発覚。

 施主の車は、日産グロリアであり、私の世代では、教習所の車のイメージだった。つまり、車の大きさは、その当時のクラウンやセドリック等と同じ「1700×4700」という寸法だと勝手に思いこんでいた。

 しかし、最近の車は、大型化されており、そういえば3ナンバーだったことも思い出し、あわてて調べると、「1770×4875」と大きかった。

 まずい。長さ的には、駐車できるが、勝手口の段差がバンパーに当たるかもしれないのと、勝手口が駐車すると開かない可能性もある。

 主任に話すと「車を買い替えてもらえばいいじゃないですか」と楽天的な意見。ご主人にそれとなく聞くと、「もうこの車は売っていないので、乗り潰すつもりなんです」とのこと。

 さて、どうなることやら。車庫入れ実験は、6/9と決まった。
posted by F at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月26日

070526 引っ越し

 昨日の雨がうそのように今日は快晴となった。当初の引き渡し予定日から約1ヶ月オーバーして今日はいよいよ引っ越しである。
 とはいえ、未だ床暖房の補修は終わっていないし、外構もこれからである。施主にとっては、引っ越ししても数日間は居心地の悪い生活を送ることになってしまうが、賃貸契約の関係で仕方ない判断だった。

 主任と私は責任上、今日の引っ越しの手伝いをすることに。これまで住んでいたマンションは、直線距離で500mほどなので、引っ越し業者を頼まず、我々がピストン輸送することになっていた。

 そんな中、植木屋さんが植える予定の木を持って来ることになっており、場合によっては植樹していくとのことだった。
 また、東京ガスが、エコウィルの取扱説明に来るなど、ある時は引っ越し屋さん、ある時は設計者と目が回りそうな一日だった。

 結局、植木も施主に見てもらい、気に入らないものはなかったので、植樹も完了した。

□植樹の終わったところ
aohada.jpg

 シンボルツリーは「アオハダ」という株立ちの落葉樹を入れてもらった。軒裏の針葉樹合板仁緑の色が映えて建物に暖かさが増してきたようである。やはり、緑の力はすごい。

 それと、昨日の見学会では、自分も運転音が聞けなかったエコウィルの発電状態が確認できたので、携帯で撮影した。音は、本当に静かで、縁日の発電機を想像している人は、気がつかないくらい小さい音と思った方がよいだろう。



一応、引っ越しはできたものの、カーテンが間に合わなかったので、今晩は、敷布でも窓にかけておやすみくださいm(_ _)m。
posted by F at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月25日

070525 見学会

 今日は、あいにくの雨。仲間内の見学会が夕方に予定されているが、それまでに雨がやんでくれれば良いのだが・・・。

 そんな期待を裏切るように雨脚は激しくなり、最悪の天候の中の見学会となった。

07052501.jpg

 しかし、天候が悪いにもかかわらず、参加者は20名弱も来てくれて、いろいろと貴重な意見を頂戴できた。
 ちょうどこの日は、氷川神社の薪能が行われていたので、参加した人たちに氷川神社経由で駅までいくことを勧め、後かたづけをしたのち、参加してくれた人たちと駅前で「反省会」を開催した。

 ここでもいろいろと意見交換があり、非常に有意義な見学会となった。参加してくれた皆さま、ありがとうございました。

07052502.jpg
posted by F at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月24日

070524 完了検査

 今日は、役所の完了検査が午後3時からの予定である。現場の状況は、外構工事が未完成と内部の床が一部剥がれているなどのことはあるが、これで検査してもらえないとは思っていなかった。しかし、主任には、ハッパをかける意味で、「こんな状況だと検査をしてくれない」と検査当日まで脅し続けていた。

 午後になり、あらかじめ隣地境界との距離などを確認し、万全の体制で臨んだ。定刻通り2人の役人が現れ、真っ先に北側のカーポートへ直行する。挨拶も早々にこの建物の確認申請を担当していたほうの役人Aが「このカーポートにシールが付いていませんが」といってきた。

「何のシールですか?」と聞くと、法22条地域で使える材料かを示すシールとのこと。主任に製品に同梱されていたか確認するもわからない。

 そもそも、確認申請の時から、なぜかこの役人Aはカーポートの屋根材であるポリカーボネートに異常なほどの興味があった。申請時には、カタログと認定証まで提出していたので、副本の認定証を見せると。「フツーはシールが付いているんだよね。この製品がこの認定証のものだという証明ができないので、あとで出荷証明を出してください」ときた。
 
 「何でこんな既製品でそこまで言われるのか」と思ったが、初っぱなだったので、指摘を受け入れ、家の内部に入る。

 内部で指摘を受けたのは、階段の手すりがまだ付いていないことと、1階のトイレの換気扇が24時間換気を兼ねているので、その表示をすることの2点だった。24時間換気扇のスイッチは、通常他のスイッチとは別につけるよう指導されるので、交換を覚悟していたのだが、この区では、そこまでは言われなかった。
 こうなれば、パソコンで簡単に作成できるので、後日使用上の注意まで作ってスイッチプレートに挿入した。

□後日取り付けたプレート
07052401.jpg

 外の境界の離れなどの測定もせず、そろそろ終わりかなと思っていたら、もう一人の検査官(役人B)が役人Aにとんでもないことを言い出した。

 役人B:「この建物は、小屋裏がないから、軒高の算定は、最上部になりますよね」
 役人A:「???。」「すみませんけど、スケール貸してもらえますか?」と私にスケールを催促し、副本の断面図を測りだした。
 役人A:「軒高が最上部だと、7mを超えるから、日影規制の対象になるなぁ・・・。」

 「はぁ?何考えてんの?自分で確認済をしておいて、この期に及んで日影規制云々をいいだすなよ!」

と、言いたかったが、そこは、抑え気味に「ここまで出来ているものをどうしろと言うんですか?軒高の件は、片流れならそのようなケースは知っていますが、今回の物件のように段違いの屋根で、小屋裏空間がないと軒高を上で測るなんて、これまで経験がありませんし、聞いたこともありません。」とやや強い口調でいうと・・・。

 「困ったなぁ・・・。何か考えてくれませんか?」

 「おいおい、そりゃこっちの台詞だろ!」と心の中でつぶやきながら図面を眺めていたら、彼らが言っている最上部は、束の上に母屋が乗っているところであり、半間内側が屋根を支えている梁がかかっていることに気がついた。
スケールであたると分一で7m弱だったので、「軒高をココだとは認めたくないですが、そちらの立場もあるでしょうから、大梁は手前の位置にあるので、ここの高さが7m以下だということでどうでしょうか?」

すると、「じゃぁ、そうしましょう。」とあっさり話がまとまった。

 こんなんで、本当に確認業務の信頼回復はできるのかなぁ・・・。

 後日談だが、カーポートのポリカーボネートは、メーカーに問い合わせると随分前から、シールは廃止されているそうで、現在製造されているカーポートの屋根は、すべて法22条地域で使用できるものだそうである。

 きっと彼は、カーポートに苦い経験があるのだろう。今回の建物では、玄関の庇にだってポリカーボネートが使われていたのに、それには目を向けず、カーポートだけに異常なこだわりを見せていたからねぇ。
 後日、検査済証を取りに行ったときも、納品書の品番とこの認定書が一致するかどうか確認したいと、自らメーカーに電話をするこだわりようは、やはり異常としか思えない。

 そこまでこだわる内容ではないと思うけど、他の建物も真剣に検査してくれるのだと期待していますよ>担当者さん!

 なにはともあれ、一応完了検査は終了した。明日は、仲間内の見学会である。天候が悪そうなのが気がかりだが・・・。
posted by F at 00:00| Comment(2) | TrackBack(1) | 記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月22日

070522 外構の仮枠外し

 今日は、外構工事で打設したコンクリートの仮枠を外す日である。職人さんが慎重に外し始めると、黒光りしたコンクリートが顔を出した。
07052201.jpg

 コンクリートは、仮枠を外したばかりだとこのように黒光りしている。だんだん表面が乾燥し始めると、白っぽい色に変化し始める。
 本来は、仮枠を外したら散水して養生をした方がよいらしいのだが、完了検査が迫っているので、今回はそのままで行くことに。
 表面は、打ち放しコンクリートとしては60点ぐらいかな。
posted by F at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月19日

070519 建具工事開始

 今日から建具屋さんが現場に入った。今回の建具もシナ合板である。仕上はオスモのオークを拭き取りで行うことになっていた。

□斜めの扉は建具屋さん泣かせ
07051901.jpg

□寝室のクローゼット
07051902.jpg

□和室の障子も入りました
07051903.jpg

□和室の引戸を閉めた状態
07051904.jpg

面が大きいので、塗装のムラが心配なのだが・・・。
posted by F at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月17日

070517 受電と外構工事

 今日は、ようやく仮設の電源から本設の電源に切り変わる日である。電源を受ける場所は、東側の三角に飛び出している角である。この部分は、単なるデザインだけでなく、構造材が入っていないので、電気の引き込みに利用している。一度電線を壁で受けた後、壁内に設けた配管で東京電力の検針メータまでつなげている。
 この方法なら、受電ポールを使わなくても外壁に電線が這わないデザインが可能になる。

07051701.jpg

 主任と打ち合わせしている間に受電が完了し、室内の照明が点灯した。

□2階廊下の照明
07051702.jpg

□主寝室の間接照明
07051703.jpg

電気が付くと、なんとなく完成間近に思えてくる。内装工事の残りは、建具である。

 外構工事は、14日から開始され、明日が塀のコンクリート打設予定である。うまく打設できると良いのだが・・・。

□コンクリート打設を待つ型枠
07051704.jpg
posted by F at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月13日

070513 外部工事ほぼ完成

 昨日、外構工事が始まり、同時にバルコニーの手摺と玄関庇の取り付けが行われた。
 ベルコニーの手摺は、当初、アルミの既製品のフレームに木をビス止めするデザインだったが、メンテナンスのことを考えると現場としても責任が持てないということになり、仕方なく既製品に変更した。
 今回使用したのは、YKKのシンプルモダンシリーズの手摺で、割付図も当方で作成した。

07051201.jpg

07051204.jpg

しかし、現場に納入された手摺は手摺子のピッチが細かい。数えてみると私の割り付けより2本多くなっている。
職人さんに聞くと、「制作はすべて工場で行うので、我々はわからないんです」との返事。
標準ピッチは850となっているのに640前後となっていた。だからたての線が強調されて、せっかく入れた横桟が活きてこない。
 なぜ2本追加したのか?当然材料費も上がるはずなのに・・・。
 まさか「サービスで入れておきました」ではないと思うが。
 この件に関しては、今後のこともあるので、主任から工場に問い合わせしてもらうことにした。

07051202.jpg

 少々残念な結果だったが、施主は喜んでいるので、複雑な心境である。なお、パネルのパンチングは厚みが4ミリほどあるので、下から見上げると、視線がカットされるため、プライバシーの確保には良さそうである。

 一方玄関庇は、やはりYKKのシンプルモダンシリーズの上吊り庇を採用したが、これは、想像以上に納まりがきれいだった。

 07051203.jpg

 今日は、日曜日なのだが、板金屋さんが車庫廻りの壁を施工してくれた。たいした平米数ではないと思ったが、意外と時間がかかり、張り終わりまでは見届けることができなかった。

07051301.jpg

 たぶん、日没までには仕上がったのだろう。
 来週は、設備機器取り付けや外構工事のコンクリート打設の予定である。役所の検査が24日、26日が引き渡し+引っ越しというスケジュールが決定となったので、いよいよ竣工まで2週間を切ってしまった。

 果たして無事完成できるのか!?
 
posted by F at 23:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月11日

070511 足場がとれた!

 昨日、雷雨の中、無事足場がとれたとのことで、本日現場に向かった。

 現場に到着すると、丸裸の建物が目にはいってきた。

07051101.jpg

バルコニーの手摺とカーポートの外壁は、足場解体後の予定だったのでまだ付いていない。

07051102.jpg

07051103.jpg

 このままだと、道路から丸見え状態。これから外構工事に取りかかる予定である。
 外構工事の打合せのため、今日は一日外にいたが、とんでもない風が吹いており、現場からゴミがどんどん散乱していく。それらを追いかけながらゴミ袋に入れるという追いかけっこをしながら、外構工事の打合せも終わり、明日からいよいよ外構工事が開始となる。

 内部は、収納の棚も取り付けられ、照明器具も設置された。

07051104.jpg

07051105.jpg

07051106.jpg

 衛生機器も取付中だった。このまま順調に進んでくれると良いのだが・・・・・。
posted by F at 20:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月09日

070509 クロス工事完了

 連休中クロス屋さんが休みなくクロス工事をしてくれたおかげで、クロス工事が終了した。
 クロス選びは、施主の楽しみでもあるので、なるべく施主の希望に添った形で選定したが、あれだけ悩んだ割には、ごく一般的な仕上がりとなった。

□1階居間 
07050901.jpg

07050902.jpg

□1階和室
07050903.jpg
和室の東側の壁だけ、色気が欲しいという施主の要望で、この壁紙を選択した。

□玄関
07050904.jpg

□2階廊下
07050905.jpg

□主寝室
07050906.jpg

この日は、電気屋さんが器具付けを開始した。あとは衛生機器と建具が入れば、ほぼ内装工事は終了する。

いよいよ明日は外部足場の解体である。足場がなくなれば、もうじき竣工する建物らしく見えるだろう。
posted by F at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月03日

070503 連休中にもかかわらず-2

 今日は、憲法記念日なので本当に連休中!。
 にもかかわらず、板金屋さんがやってきた。樋の取り付けと外壁の残りを張るそうだ。

07050301.jpg

 樋は前回の土浦の家と同じタニタのレクガルバを採用した。
ただし、南側の軒樋は意匠的に縦樋を一箇所にしたかったため、ワンサイズ大きなタイプ(R6)を指定していた。
 ところが、他の軒樋もみな同じ大きさになっており、大きさも土浦の樋とさほど変わらないので板金屋さんに聞いてみた。すると・・・。

「これ土浦のあまりなんだけど。同じでしょ。良くわかんないんだけど、土浦もR6だったみたいなんだよ」
つまり、土浦も設計で指定していたサイズよりワンサイズ大きかったようだ。

納まり的には、このサイズの方がバランスよく見えるので、結果的にはよかったようだ。

07050302.jpg

北側にも樋が付たので確認すると、ベントキャップも付いていた。

07050303.jpg

するとそこにいた主任が、「ベントキャップ付けておきました。四角いのにしておきましたよ。丸いのより格好がいいでしょ。」と自慢げに話しかけてきた。
「えーっ!聞いていないよ。これ材質は?」
「ステンレスの焼き付け塗装ですよ。立派でしょ。」

「・・・・」

確かに悪くはなかったので、そのままにしたが

「勝手に報告もせず、自分の趣味を押しつけるな!」

と言いたいところだった。

連休返上で現場に来たので、余計にそう感じたのかもしれない。
posted by F at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月02日

070502 連休中にもかかわらず-1

 ゴールデンウィークで世の中には9連休の人たちもいるようだが、この現場に休みはない(-_-メ)
でも今日は、平日なんだからあたりまえか・・・。

 問題のキッチンは無事修整完了

07050201.jpg

07050202.jpg

やはり、この方が納まりがよい>と思うのは設計者だけか?

でも、新たな問題が・・・。

07050203.jpg

吊り戸棚の側板の色がちがうぞ!

写真ではわかりづらいが、白とクリーム色になっている。
また、今回採用した扉の取手がアルミの引抜材で格好はよいが、角に頭が当たればけがをすること間違いなし。

さらに6つの箱を重ねているので、微妙に不陸が生じている。

07050204.jpg

主任は、「これは仕方ないですよ。そもそもそういう納まりを考えるからいけないんです。キッチン屋もこうなることがわかっていないのかなぁ」と半分あきらめ顔。

さて、どうするか。本来キッチン工事も本工事に含まれているので、主任が中心になって方策を考えるべきところだが、他の工程管理で頭が回らないようなので、直接キッチン屋さんの営業の人と対応策を打ち合わせることになった。

 結果は、乞うご期待というところかな?

 他の内装関係では、大工工事の家具が付き始めた。しかし、箱の仕切高さが一部間違えており、上部の扉が小さくなってしまった。
 すると、主任が段ボールを持ってきて、即席の模型を作成してくれた。

 07050205.jpg

 こういうところの対応は素早い。斜めの天井なので、右側にスライド蝶番を取り付け、真ん中で折れるスタイルとなっている。
 このあと、施主にも見てもらい、了承を得た。
 手際よいフォローではあったが、次からは、こうなる前に気がついて欲しいな>主任!

07050206.jpg

07050207.jpg

他の部屋は、クロスの下地調整も終わり、午後からクロスを貼り始めるとのこと。

ようやく、だんだんと出来上がってきた感が強くなってきた。
posted by F at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月27日

070427 連休前の追い込み

 ゴールデンウィーク前となり、ようやくエンジンがかかってきたように現場が進み始めた。外壁も南側の一部を残すのみとなった。

07042701.jpg

軒の部分は構造の梁が露出するデザインとなっており、自然のままにしたかったので、着色はしたくなかった。
しかし、雨が当たる場所でもあるので、何らかの処理をしなければならない。
そこで、木材保護塗料を塗るわけだが、外部にクリアの保護塗料は使えない

と思っていたら、最近キシラデコールに新製品が出たようだ。
「やすらぎ」という外部専用の白木塗料である。今回は、この塗料を塗っている。

正直なところ、塗ったか塗らないかわからないほど、そのままである(^.^)

内部もキッチンパネルが施工され、今日からシステムキッチンの取付が始まった。

07042702.jpg

07042703.jpg

今回のキッチンは、オープンタイプとなっており、しかも吊り戸棚が垂れ壁のように両面に取り付くでデザインとなっている。
さて、どんな感じになるのだろう。期待と不安が一杯である。
posted by F at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月21日

070421 東側外壁施工中

 東面には、センタースパンというガルバリウム鋼板を張ることになっていた。昨日、板金屋さんが登場し、張り始めた。

07042101.jpg

ネットがあるので、わかりづらいがイメージ通りの質感だった。

07042102.jpg

2階のバルコニーから見ると、こんな感じ。まだ、コーナーの役物が付いていないが、ラムダとの取り合いもうまくいきそうだ。
 室内は、ボード張りを行っている。だんだん断熱材の姿が消えていく。消えるのは当然だけど、なかなか工事が進まないと断熱材の景色って目に焼き付いているから、少々寂しい気もする。

07042103.jpg

 和室の天井も化粧板が張られた。
07042104.jpg

 子供部屋も室内から廊下のハイサイドライトが見えるのを確認した。これなら通風が確保できる。

07042105.jpg

 さて、来週はゴールデンウィーク前の追い込みである。なんとか外部工事が終わり、足場を解体したいところだ。

 みんな、がんばってくれ!
posted by F at 17:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月13日

070413 ようやく外壁工事開始

 やっと外壁の施工が開始になった。ところが・・・。役物がない!
 これまでラムダの金具止め工法では、たての割寸法は304だったのだが、今回は、ラムダ15ヨコSP-300というモデュールのラムダを採用した。出隅の役物は内側寸法50ミリのタイプしかカタログにはないのだが、304のタイプには、出隅共材ヨコSP105という内側寸法が90ミリのタイプがあり、300でもこのタイプがないかメーカーに確認してもらったらできるというので、この役物を採用した。
 ところが、ふたを開けたら特注だったようで、納期がかかり、着手日には来なかったとのこと。ラムダは、コーナー材を決めてから、平板を施工していくので、この役物がないと仕事にならない。そこで、簡易に貼り合わせて作った役物を使って墨だしをして施工していた。
 でも、やはり効率が悪いので、張る速度は遅い!

07041301.jpg

外壁が施工できると言うことは、外部がほとんど決まったということになる。
玄関の扉も取り付いた(建具は傷が付くので外してある)。

07041302.jpg

階段も取り付いたので、2階へ楽に上がれるようになった。

07041303.jpg

バルコニーもFRP防水ができていた。

07041304.jpg

ガレージのシャッターもいつの間にか付いていた。

07041305.jpg

ようやく軌道に乗ってきた感じだが、もうすでに4月の2週目。引き渡し予定は、今月末。

こりゃ、どう見ても 間 に 合 わ な い! と思う。

施主は連休中に引っ越しをしたいと言っていたのだが、それは無理かも。


posted by F at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする