今日は、ショールーム巡りの第二弾。キッチンと門扉を決めに行くことになっている。
キッチンは、土浦の家と同じ
ダイヤである。ショールームは赤羽にあるので、まず最初にここからスタート。
今回のキッチンは、施主がどうしてもオープンにしたいということで、
オープンエアキッチンシリーズを採用した。ここで決めるのは、主にカウンターの色と扉の色である。
施主は、カウンターも扉も白と決めていたが、白にもいろいろと種類がある。当然、コストにも左右される。カウンターは、さすがに真っ白だと汚れが目立ちすぎるので、少し斑の入った「フロスティホワイト」を選択。扉は、メラミン化粧板のタイプが見積に入っていたのだが、かなり光沢が強い。施主もつや消しが良いといっていたが、個人的にもなぜ鏡面仕上げが良いのかわからない。
おそらくピアノ塗装を意識してのラインナップと思われるが、メーカーも再考して欲しいものである。
いろいろと悩んだ末に、結局この鏡面タイプの白を選択した。
カウンター下に物入をつけていたが、一部中止し、その分の金額を他に回すことに。
それは、コンロである。見積上は標準タイプとなっていたが、ショールームにあった「
ピピットコンロ」を見てしまい「これにしたい!」とのこと。
確かにつまみも綺麗だし、デザイン的にすぐれている「
まさにガスだね」と言っている田村正和の顔が浮かんだ。
でも、価格は定価で3倍!。営業の人は、調整してみますと言っていたけど、大丈夫なのだろうか?
食事後、門扉を決めるために
東洋エクステリアのショールームに向かう。
設計では、ステンレスの門扉をデザインしていたのだが、予算に合わずに既製品となってしまった。
私自身、既製品で気に入ったものがなく、予算を入れておく意味で、アルミの鋳造タイプを選んでおいた。
これが、選んでいたフラットモダンDA型

高さ1400タイプを選んでいたのだが、施主の奥さんは、高さが1800欲しいといいだした。
これが、1800タイプである。

これじゃ、動物園のオリみたいだ!。もっと敷地が広く、アプローチが十分とれればおかしくないけれど、今回の計画ではねぇ・・・・。
ご主人もこれは高さが高すぎるという意見のため、高さは1400で良いことになるが、今度はご主人が、この門扉だと格子が細くてイヤだと言い始めた。
ショールームのお姉さんにいろいろと製品を紹介してもらうが、鋳造タイプは、重量の問題もあり、太い格子は用意されていない。かといって、太い格子は、アルミの引き抜き材なので、重量感が出ない。さらに、門扉の巾も決まっており、なかなかフィットする門扉が見つからない。
そもそも既製品の門扉の高さは、1000と1200が一般的で、1400というのもあまりないようである。
あれこれ検討していると、あっという間に2時間半が経過した。
そろそろ決めようよ。
誰からともなく、そういいだし、製品を絞り込み、ようやく
プログコートタイプに決定した。
これで、一応ショールーム巡りは終了した。みなさん、お疲れ様!