2007年06月16日

070616 祝竣工!

 今日は、梅雨に入ったというのにものすごい快晴!。竣工を祝うかのような天気である。
 竣工といっても、建物の引き渡しは11日に終わっているので、これといったイベントがあるわけではないが、これから東京ガスのエコウィルの広告取材を施主と一緒に受けることになっていた。

 天気がよいので、取材前に完成写真を撮影した。

□西側より
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□東側より
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□北側より
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□アプローチ
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□客用駐車スペースには、赤い花が植わっていた
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□デッキ (軒の出を深くしたため、夏の日差しをカットしてくれるので室内はことのほか涼しかった)
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□キッチン廻り
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キッチンの吊り戸棚目違いの件は、この写真ではわかりづらいが、一枚物のメラミン化粧板18ミリを下端に貼り付け、その厚さで納まる棚下ダウンライト(スガツネ製)を3個取り付け、エンドパネルも頭が当たっても切れないようにRを付けて納めている。

 今回は、キッチンメーカーのダイヤ担当者が、迅速に対応してくれたので、施主も大満足だった。>お世話様でした。担当者さま。

 取材は、11時から2時すぎまで行われ、施主家族もお疲れ気味。一応、すべて無事終了と言うことで、祝竣工!でしめたいと思う。

 関係者の方々、ご苦労様でした。引き続き、次の物件も宜しくお願いいたします。
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2007年06月12日

070612 デッキ工事完成

今日はデッキ工事を完成させ、一応すべての工事が終了することになる。一応というのは、細かな調整や補修などが少々有り、今週中には、めでたく竣工である。

□工事開始 使用した材料は、薬剤注入(防腐材タナリス)2×4材である
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□完成したところ Rは、ジグソーでカット
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□ちょっとしたベンチ?植木鉢を置く台?
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実は、空調の配管隠し兼ベンチでした。目隠しフェンスのレッドウッドが2枚余っていたので、大工さんが作ってくれました。
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□目隠しフェンスからもデッキの存在が感じられる。
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□アプローチからのビュー
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□客用駐車スペースの穴には、鹿沼土を入れた。ここには、タマリュウなどを植えるケースが多いが、普段車は駐車しないので、季節の花などを植えることを提案した。
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今週土曜日には、エコウィルの取材が予定されている。それまでにすべて終わるとよいのだが・・・。
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2007年06月09日

070609 車庫入れ実験

 いよいよ今日は車庫入れ実験である。施主にお願いし、愛車のグロリアを持ってきてもらうことに。
 数分後、車到着。バックでゆっくりと入れ始める。

 祈るような思いで、車の鼻先を見続けたのは、どこのどいつだい?>あたしだよ!

と自虐ギャグをいいたくなるほど、グロリアの鼻先を「もっと下がれ、もっと下がれ」と思いながら見続けていた。

「ストップ!」後ろを見ていた主任と前を見ていた私がほぼ同時に声を出した。

「前は、シャッター閉まりますか?」>okでーす。

「後ろは、人は通れますか?」>無理でーす。

「勝手口は開きますか?」

これが一番重要なところだったが、無事開くことが出来た。これでようやく胸のつかえもおりた気がした。
想像以上に問題なく入ったのは、グロリアの最終モデルのトランクデザインが変更になったからだ。
後ろが絞られたデザインになっている。このおかげで、勝手口の開口が守られたようだ。

 『グロリアよ、ありがとう』

□シャッターを閉めたところ まだ多少の余裕がある
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□勝手口と車の関係
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勝手口の段差も当たらないのがわかったので、もう少し上がりやすいように改造予定。

実験をしていたら、エントランス廻りの工事が完了した。

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あとは、デッキを残すのみとなった。

で、いつ終わるの?
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2007年06月08日

070608 外構工事 いよいよ大詰め

 いよいよ南側の目隠しフェンスの施工が始まった。同時に西側の既製品フェンスと門扉の取り付け、アプローチのタイル張りが行われている。
 
 やはり、現場はこのくらいの職人密度が欲しいよね。>主任!

□南側目隠しフェンス(レッドウッド使用)
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□タイル割りが大変と泣いているタイル屋さん
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□西側の既製品フェンスは、取り付け完了 斜めから見ると視線カット効果もあり良好
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2007年06月01日

070601 カーテンの話

 今回の建物は、当初窓にはロールブラインドもしくは、横型ブラインドを取り付けるという予定だったので、カーテンレールやカーテンボックスは一切検討していなかった。
 しかし、建物が出来てくると、急きょカーテンにしたいとの要望が出て、後付でカーテンレールを付けることに。
下地の補強はしてもらっていたので、後は、どんなレールを付けるかということと、金額の問題である。

 私は、個人的にカーテンよりはブラインドが好みであり、コスト的にも、カーテンは、ケースメント(レース)とドレープ(厚い生地のカーテン)が必要になり、ブラインドの2〜3倍かかってしまう。

 そこで、前回、土浦の家で初めて使ったインターネットのインテリアショップを検索することにした。
インターネットで注文するには、相手がよほど大きな会社でないとどうしても不安があるので、まずは、簡単なロールブランドが3箇所必要だったので、注文することに。
 注文もスムーズに行い、支払もイーバンクから振り込めたので、一安心。3日後にメーカーから品物が届いた。

 次にカーテンレールを注文。トーソーのカタログでルーフィットという製品を選び取付も自分で行うことに・・・。
(本来、設計者はカーテンレールの取付はしません)
 というのも、レールを取り付け、採寸してカーテンの注文という流れになるからで、今の主任の状況から頼めそうもなかったからである。

 これも、3日後ぐらいで届き、取り付けた後、採寸してカーテンを注文した。なんとかギリギリ間に合うかと思ったが、引っ越しの日には間に合わず、数日遅れて到着したようだ。カーテンの取付は、施主に行ってもらった。

 写真は、ミラーレースカーテンをつり込んだところ。
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 このミラーレースは、施主から言われて調べわかったカーテンである。最近はやりらしく、夜でも中が見えにくい繊維を使っているレースのカーテンである。ネットでの宣伝例 確かに昼間はもちろん、夜も見えにくいカーテンである。ネットだとかなり安く購入できるのも魅力だ。
 今回お世話になったのは、「松装」という会社で私の予想していた予算の半分程度で設置することが出来た。

 当然、施主も満足である。
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070601 外構工事再開

 内部工事もほぼ完了し、いよいよ残りは外構工事のみとなった。今日は、土間のコンクリート打設である。
 エントランスの門扉外側は、コンクリート金ごて仕上なのだが、一部にボイドで穴を開けてもらうことに変更していた。当初400φ×3で計画していたが、在庫が300φしかなく、300φでやらせて欲しいとのことだったので、4つ入れることにした。スケッチを主任に渡し、職人さんに説明していたので、安心していたら、打設後見ると、位置がずれている。
「メーターのセンターじゃないじゃない!」と私が指摘すると、職人さんは、「メーターでやったよ」という。
あきらかにメーターの芯に合っていないので、再度聞くと、「主任からメーターって言われたから、境界から1mで入れたんだけど?」とのこと。

水道メーターと1mがこんなところで絡んでくるとは(-.-)。しっかり指示してよ>主任!

でも、職人さんは、固まらないうちに位置を移動してくれた。
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□コテ仕上にも穴は有効のようである
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 駐車場の床もコンクリートの打設が終わり、ようやく車が入れられるようになるのだが、ここで一つ大きな問題が発覚。

 施主の車は、日産グロリアであり、私の世代では、教習所の車のイメージだった。つまり、車の大きさは、その当時のクラウンやセドリック等と同じ「1700×4700」という寸法だと勝手に思いこんでいた。

 しかし、最近の車は、大型化されており、そういえば3ナンバーだったことも思い出し、あわてて調べると、「1770×4875」と大きかった。

 まずい。長さ的には、駐車できるが、勝手口の段差がバンパーに当たるかもしれないのと、勝手口が駐車すると開かない可能性もある。

 主任に話すと「車を買い替えてもらえばいいじゃないですか」と楽天的な意見。ご主人にそれとなく聞くと、「もうこの車は売っていないので、乗り潰すつもりなんです」とのこと。

 さて、どうなることやら。車庫入れ実験は、6/9と決まった。
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2007年05月26日

070526 引っ越し

 昨日の雨がうそのように今日は快晴となった。当初の引き渡し予定日から約1ヶ月オーバーして今日はいよいよ引っ越しである。
 とはいえ、未だ床暖房の補修は終わっていないし、外構もこれからである。施主にとっては、引っ越ししても数日間は居心地の悪い生活を送ることになってしまうが、賃貸契約の関係で仕方ない判断だった。

 主任と私は責任上、今日の引っ越しの手伝いをすることに。これまで住んでいたマンションは、直線距離で500mほどなので、引っ越し業者を頼まず、我々がピストン輸送することになっていた。

 そんな中、植木屋さんが植える予定の木を持って来ることになっており、場合によっては植樹していくとのことだった。
 また、東京ガスが、エコウィルの取扱説明に来るなど、ある時は引っ越し屋さん、ある時は設計者と目が回りそうな一日だった。

 結局、植木も施主に見てもらい、気に入らないものはなかったので、植樹も完了した。

□植樹の終わったところ
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 シンボルツリーは「アオハダ」という株立ちの落葉樹を入れてもらった。軒裏の針葉樹合板仁緑の色が映えて建物に暖かさが増してきたようである。やはり、緑の力はすごい。

 それと、昨日の見学会では、自分も運転音が聞けなかったエコウィルの発電状態が確認できたので、携帯で撮影した。音は、本当に静かで、縁日の発電機を想像している人は、気がつかないくらい小さい音と思った方がよいだろう。



一応、引っ越しはできたものの、カーテンが間に合わなかったので、今晩は、敷布でも窓にかけておやすみくださいm(_ _)m。
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2007年05月25日

070525 見学会

 今日は、あいにくの雨。仲間内の見学会が夕方に予定されているが、それまでに雨がやんでくれれば良いのだが・・・。

 そんな期待を裏切るように雨脚は激しくなり、最悪の天候の中の見学会となった。

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 しかし、天候が悪いにもかかわらず、参加者は20名弱も来てくれて、いろいろと貴重な意見を頂戴できた。
 ちょうどこの日は、氷川神社の薪能が行われていたので、参加した人たちに氷川神社経由で駅までいくことを勧め、後かたづけをしたのち、参加してくれた人たちと駅前で「反省会」を開催した。

 ここでもいろいろと意見交換があり、非常に有意義な見学会となった。参加してくれた皆さま、ありがとうございました。

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2007年05月24日

070524 完了検査

 今日は、役所の完了検査が午後3時からの予定である。現場の状況は、外構工事が未完成と内部の床が一部剥がれているなどのことはあるが、これで検査してもらえないとは思っていなかった。しかし、主任には、ハッパをかける意味で、「こんな状況だと検査をしてくれない」と検査当日まで脅し続けていた。

 午後になり、あらかじめ隣地境界との距離などを確認し、万全の体制で臨んだ。定刻通り2人の役人が現れ、真っ先に北側のカーポートへ直行する。挨拶も早々にこの建物の確認申請を担当していたほうの役人Aが「このカーポートにシールが付いていませんが」といってきた。

「何のシールですか?」と聞くと、法22条地域で使える材料かを示すシールとのこと。主任に製品に同梱されていたか確認するもわからない。

 そもそも、確認申請の時から、なぜかこの役人Aはカーポートの屋根材であるポリカーボネートに異常なほどの興味があった。申請時には、カタログと認定証まで提出していたので、副本の認定証を見せると。「フツーはシールが付いているんだよね。この製品がこの認定証のものだという証明ができないので、あとで出荷証明を出してください」ときた。
 
 「何でこんな既製品でそこまで言われるのか」と思ったが、初っぱなだったので、指摘を受け入れ、家の内部に入る。

 内部で指摘を受けたのは、階段の手すりがまだ付いていないことと、1階のトイレの換気扇が24時間換気を兼ねているので、その表示をすることの2点だった。24時間換気扇のスイッチは、通常他のスイッチとは別につけるよう指導されるので、交換を覚悟していたのだが、この区では、そこまでは言われなかった。
 こうなれば、パソコンで簡単に作成できるので、後日使用上の注意まで作ってスイッチプレートに挿入した。

□後日取り付けたプレート
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 外の境界の離れなどの測定もせず、そろそろ終わりかなと思っていたら、もう一人の検査官(役人B)が役人Aにとんでもないことを言い出した。

 役人B:「この建物は、小屋裏がないから、軒高の算定は、最上部になりますよね」
 役人A:「???。」「すみませんけど、スケール貸してもらえますか?」と私にスケールを催促し、副本の断面図を測りだした。
 役人A:「軒高が最上部だと、7mを超えるから、日影規制の対象になるなぁ・・・。」

 「はぁ?何考えてんの?自分で確認済をしておいて、この期に及んで日影規制云々をいいだすなよ!」

と、言いたかったが、そこは、抑え気味に「ここまで出来ているものをどうしろと言うんですか?軒高の件は、片流れならそのようなケースは知っていますが、今回の物件のように段違いの屋根で、小屋裏空間がないと軒高を上で測るなんて、これまで経験がありませんし、聞いたこともありません。」とやや強い口調でいうと・・・。

 「困ったなぁ・・・。何か考えてくれませんか?」

 「おいおい、そりゃこっちの台詞だろ!」と心の中でつぶやきながら図面を眺めていたら、彼らが言っている最上部は、束の上に母屋が乗っているところであり、半間内側が屋根を支えている梁がかかっていることに気がついた。
スケールであたると分一で7m弱だったので、「軒高をココだとは認めたくないですが、そちらの立場もあるでしょうから、大梁は手前の位置にあるので、ここの高さが7m以下だということでどうでしょうか?」

すると、「じゃぁ、そうしましょう。」とあっさり話がまとまった。

 こんなんで、本当に確認業務の信頼回復はできるのかなぁ・・・。

 後日談だが、カーポートのポリカーボネートは、メーカーに問い合わせると随分前から、シールは廃止されているそうで、現在製造されているカーポートの屋根は、すべて法22条地域で使用できるものだそうである。

 きっと彼は、カーポートに苦い経験があるのだろう。今回の建物では、玄関の庇にだってポリカーボネートが使われていたのに、それには目を向けず、カーポートだけに異常なこだわりを見せていたからねぇ。
 後日、検査済証を取りに行ったときも、納品書の品番とこの認定書が一致するかどうか確認したいと、自らメーカーに電話をするこだわりようは、やはり異常としか思えない。

 そこまでこだわる内容ではないと思うけど、他の建物も真剣に検査してくれるのだと期待していますよ>担当者さん!

 なにはともあれ、一応完了検査は終了した。明日は、仲間内の見学会である。天候が悪そうなのが気がかりだが・・・。
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2007年05月23日

070523 床から漏水!?

 この住宅には、東京ガスのエコウィルを採用した。最近はテレビでもコマーシャルをしているので、一般的に知れ渡ってきたが、ガスで発電するのである。
 下の写真の左側のユニットにホンダ製 100ccのガスエンジンが入っており、そのエンジンで発電し、廃熱を利用して右側の150Lの貯湯槽にお湯をためておくというシステムである。

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□HONDAのロゴが左上に見える。
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で、今日は、エコウィルが稼働し始める ハズ だった。

と・こ・ろ・が・・・・

床暖房パネルに水漏れ箇所が発見されたとのことで、せっかくきれいに張れた床仕上げを剥がすことに
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箇所数は2箇所だったらしいが、場所の特定は床下から行うため、難しいらしい。結局3箇所剥がして原因を突き止めた。どうやら床暖房パネルの上に張った下地材のビスが、9ミリしかないチューブのど真ん中を貫通していたとのこと。

 狙ってもど真ん中なんかにビスは打てないが、起こるときには起こるのですねぇ。

明日は、役所の検査だというのに、床に養生シートを敷くことに。まぁ、これで検査が通らないはずはないのだが、主任はかなりショックだったようである。

 引き渡しまでに復旧できるかも微妙なところなので、どうやって施主に説明しようか頭が痛いところである。
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